プログラマ道 導入編

リニューアルと宣言した通り、トップがグチャグチャに崩れています。
Web系のリニューアルというものは一気に更新されますが、実際はんなこたぁねえ!です。個人サイトなので好き勝手にやってバグ新機能を実装しています。一通りのテストは成功したので、キツい作業がこない限りは先日の宣言通り修正していきます。

プログラマという職業に就きたい方が年齢を問わずいらっしゃるようですので、今回はそんな方々が目を通して何かを感じていただければと思います。

自分のプログラマ経歴

私は学校を卒業して就職をする際に組み込み系のプログラマとして就職をしました。当時はそれほど優秀だったわけではありません。(今も優秀ではないけど)学生の気分の抜けないどこにでもいる新卒の一人でした。数年ほど苦しみながら、プログラマとして生きるための資質を獲得しました。
会社を辞めて、デザイン事務所に変更。組み込み系からWeb系にシフトしました。ここでは一人で全てをこなさなければならなかったため、仕事に責任感を持つという社会人としては常識的な事を学びました。2社目でやっと学ぶというのがポイントですね!
そしてここも辞めて、しばらくフラフラしている内に首都圏の方からお呼びがかかり、現在に至ります。人生的にはクズですが、手に職を持つことはできたのでこれから食いっぱぐれることは無いでしょう。

プログラマは何をしているのか

カッコ良く書くと「創造をする仕事」です。現実を書くと「安月給で寿命を縮めるお仕事です」。仕事の内容については様々で、こんなサイトの1ページではもはや書ききれません。就職まで視野に入れている人ならこの辺りは流石に調べてあると思いますので省略させていただきます。えっ?調べてない・・・?それでしたら悪いことは言いません。この業界には向いていないので別の職種を検討することをオススメします。いや、冗談でもなんでもなく。この業界、調べることを苦痛に感じているようでは話になりません。
プログラマの仕事内容は様々ですので自分が「最終的に」なりたいモノを目指して門を叩かないと見当違いの部署に配属される可能性があります。望まない仕事を担当したが最後、心身ともに疲弊し、会社を辞めて一人のニートが誕生するわけです。
今回は自分の経験からいくつかの項目に分けて紹介させていただきます。独断と偏見と憎しみに満ちていますが、半分以上は合ってると思います。

組み込み系

給料 :★★★★☆
休暇 :★★★★★
難易度:☆☆☆☆☆
恐らく日本のIT業界で一番多い人口を誇っているような気がします。組み込みとは所謂携帯電話や車、テレビ・洗濯機等の電化製品等、私達が普段の生活で気にも停めずに使っているモノを動かすためにプログラムを組む方たちです。名の知れたモノが多く、開発も大規模です。1000人を超える事も多々あります。
当然一人ひとりが担当する部分はごく一部。会社の歯車状態です。分からなくなっても先輩社員が解決してくれるので自主的に頑張ろうと思わないかぎりいつまで経っても知識が育たない部門です。
次世代携帯電話の開発の担当になって浮かれていたら1ヶ月後に担当機種の更に次世代機の開発が始まったりと色々とカオスな業界です。

アプリケーション系

給料 :★★★☆☆
休暇 :★★★★☆
難易度:★★☆☆☆
パッケージソフトを開発し、出来た制作物を営業が必死になって売る。そんな業界です。数人から数百人までと規模は様々。ある程度の知識は必要ですが、使い回しはできるしパッケージの不都合・更新作業などもあるので年がら年中必死にソースを書くことは稀です。少人数で開発し、需要の高いソフトであればお金に関してはにっこりできる部門だと思います。

ネットワーク

給料 :★★★★☆
休暇 :★★★☆☆
難易度:★★★☆☆
サーバーのインフラ系という方々をこちらにまとめさせていただきました。彼らは縁の下の力持ちです。ネットワーク対応のソフトが出来ても、彼らがいなければそのソフトは動かないのです。
作業は開発環境に不備が発生しないようにしたり、製品の運用・管理等影が薄いあまり表立って行動しません。以前いた会社はインフラ系は謎の一室に篭って何をやってるか分からない印象がありました。
と、ボロクソに書いているつもりはありませんが、ネットワーク全盛のこの時代。そしてこれからも続くであろうネットワーク社会において、この知識さえあれば定年まで食いっぱぐれることはないでしょう。割とマジ。

システムエンジニア系

給料 :★★★☆☆
休暇 :★★★★☆
難易度:★★☆☆☆
プログラマでは無い為除外するべき項目なのですが、会社によってはプログラマから転向しますし、仕事をする上でプログラマとは切り離せない職なのでここに列挙します。
彼らは何をしているかというと、ぶっちゃけ営業です。IT業界の営業職です。とはいってもIT業界の知識が深いレベルで必要な為、ハイレベルな部門かと思いきや・・・プログラムのプも知らない連中が口だけで客を、そしてプログラマを騙しのうのうと私腹を肥やす・・・部門であるというのが私の偏見です。
いや、中にはまっとうな方もいらっしゃるはずなのですが、私が過去に経験した中で大半の開発は「仕様書通りにキッチリ作ったら全く動かなかった」とか痛い経験ばかりでした。システムエンジニアを目指そうと思う方は、どうか客の為ではなく、われわれプログラマの為に知識を深めていって欲しいと思います。

Web系

給料 :★★☆☆☆
休暇 :★☆☆☆☆
難易度:★★☆☆☆
IT業界としては新興勢力にあたるWeb系開発。主にインターネットで見られるWebサイトを専門としています。
昔はホームページ作成にはデザインの知識が必要なため、作ったデザイナーがそのままプログラムの知識無しにコーディングを行い、更にはjavascriptに代表される言語のパワーも低かったため、「30分で作れるホームページ」などという標語まで作られ、プログラマとして名乗るには肩身の狭い業界でしたが、ネットワーク社会が浸透するにつれて爆発的に普及。Java・PHP・強化されたJavascriptが台頭し、Webプログラマーと名乗っても後ろ指を指されることはないでしょう。ただし、毎日が技術革新と言われても全く大げさではないほどの更新スピードやデザインセンスの必要性、更に客がWeb技術に関して疎いため無理難題がまかり通っている現状、厳しい世界ではあると思います。

ゲーム系

給料 :☆☆☆☆☆
休暇 :☆☆☆☆☆
難易度:★★★★★
まず始めに・・・。ここに進んだ以上、人権というものは無視されます。プログラムという存在と結婚できる自信がある方のみ進んでください。
ゲームが大好きな人達にとっては、憧れの職業の1つと言われているゲームプログラマー。純粋にプログラムの知識も高度なものが要求されるため入れる門も狭く、それが更に羨望に歯車をかけているようですが実際の仕事内容は劣悪の一言。数々のプログラマ損壊伝説はかなりの割合でここが発生源とも言われています。入社祝いが寝袋だったとか監禁されていた所を救出されてそのまま病院送りだとかここでは書ききれないくらいですが。本当かどうかはあなたが業界に入って確かめてみてください。

プログラマへ向けての就活:学生編

ここでの対象は新卒としてプログラマになりたいという人に向けてのアドバイスです。
新卒の特権としては、プログラムの能力に関してはそれほど求められない事が挙げられます。学校で何か作ったとか、知り合いで作ったとか。そんなものは実際の仕事で使い物にならないほど低レベルなモノ・・・と言われています。例外はあるはずだ!と主張する方。あなたの考えは正しいのですが、それほどの実力がある人は既に会社に引きぬかれているか、自分で会社を立ち上げています。プログラマで成功する人は思いついたら即実行しているのでみんなと一緒にニコニコ就職活動をしているようでは既に手遅れ。その他大勢の中の埋もれた存在として活動してください。
また、学生に人気なゲーム業界ですが、こちらは一切の誇張無く「生死を彷徨う」業界ですので、ゲーム業界を目指さずに、どこかの会社に入って、給料でゲームを買うという健全なゲーム生活をオススメします。
私の懸命の静止を聞かずにどうしてもゲーム業界に入りたいのであれば、数年間ゲーム以外のプログラム経験を積んでから再就職先としてゲーム業界を目指してください。まともな社会人として生活しているなら、ゲーム業界はあなたを立派なプログラマとして笑顔で迎えてくれることでしょう。
学生の内に覚えた方がいいのは数学、物理です。文系の方でもプログラムを覚える事には理系の人とさほど差があるわけではありませんが、プログラムは理系が有利と言われているのは数学、物理の問題を解く上での思考方法がプログラムを組む思考と似ている事と数学、物理にある公式がそのままプログラムに活用できるからです。つまりスタートで差が付いているわけではなく伸びるスピードが違うわけです。当然伸びるスピードが早ければ仕事もさっさと切り上げられますし、お給料も増えて満足する人生が送れるわけです。社会人から勉強を始めてもなんら問題はないですが、私の経験上受験勉強よりも勉強しなければ追いつかないでしょう。もちろん仕事をしながらです。仕事を終えた後に更に8時間勉強をする生活・・・あなたは毎日続けられますか?

プログラマへ向けての就活:転職編

他業種からIT業界へ就職を考えている皆さん。手に職を付けたいという堅実な思いから転職を希望されているかと思いますが、このIT業界ではあなた方の夢を確実に叶えてくれることでしょう。社会人としての経験もあるのですから、自分の経歴に自信を持って面接していただければと思います。転職の際に気をつけなければならない事は2点。
まずIT業界といっても広大な砂漠の如く様々な分野に広がっていますのでしっかりとした目標を立てたほうが良いです。一般的には狭き門と言われる経験者採用ですが、堅実な人生を歩んできているなら苦もなく面接をパスできると思います。人を食いつぶして常に人数が足りていませんからね。しかし、入社した先がブラック企業だったとしたら・・・?
今でこそ表面化し、お偉いさんの方々も議論するようになったブラック企業問題。IT技術者から見ると何を今更と鼻で笑うところですが、転職者にしてみれば希望の扉を開けたつもりが地獄だったというのはなかなか笑えないですよね。ここでは少しでもまっとうな企業に就職できるためのアドバイスを紹介したいと思います。

正社員として入る

当たり前のようですが、様々な仕事形態の名の下にプログラマを食い潰し外から補充するという行為が当たり前のように行われているIT業界。アルバイトはある程度こちらにも自由が保証されますが(プログラマにアルバイトなんてあるのかな?w)契約社員はいい噂を全く聞きません。しっかりと採用にお金をかけて正社員として採用してもらえる会社を選びましょう。人材派遣会社などは論外です!
例え未経験でも会社側はそれを踏まえた上で正社員としての待遇をしてくれるので劣悪だったという事はあまり聞きません。お金を見ると確かに少ないかもしれませんが、それは今後の努力次第でいくらでもカバーできる業界です。初年度で年収倍ってのも割りとマジです。

性格にあった仕事を選ぶ

プログラマといっても業種がたくさんあるのがこの業界。自分の性格にあった職種の門を叩きましょう。常にわからず毎日が勉強のこの業界では、少しでもモチベーションを高い状態を維持したいところです。
未経験であれば、プログラム言語の習得が比較的楽な部類を選ぶのが良いでしょう。

オススメその1:組み込み系
使う言語は様々ですが、ここは圧倒的な研修量があるため、未経験でも学習をしてから実際の仕事に携わるので負担が少ないです。ここでよく見かける失敗は分からないからと言って誰にも相談できずにそのまま時間が経つことです。そして今まで何やってたんだとかなぜすぐ聞かないとかちゃんと説明しろとか罵倒されるわけですね。
研修中に分からない事があったので質問しにいくと「なんで調べないんだ?」と言ってくる人がいます。こういう人は聞かないと「なんで質問しないんだ?」と矛盾したことをほざくことがあります。ここでイラっとくるのは普通だと思いますが、プログラマの思考回路をよく理解できればこの手の災難に会う確率は減っていくことでしょう。
プログラムの処理は自分が書いたことを順番に実行していきます。上手く処理できなかった場合、「動きません」では何が動かなかったのか?どこが動かなかったのか?をチェックする側もわかりません。なので「調べろ」という単語が出てくるわけです。「ここまでは動くみたいだけど、ここからが動かないみたいです」といった具体的な状況を説明した上で「動きません」と言われれば教える側は大体の見当がつくのでチェックがしやすいというわけです。正直言って言葉遊びのレベルですが、それでオッケーなのです。自分の状態を把握するのもプログラマとしてやっていく上で必要なことですのでこの研修中に覚えましょう。
一言で言うと、「ご機嫌を伺え」ってことです。

オススメその2:Web系
Webサイトは基本的にはhtmlというマークアップ言語で作られています。このhtmlは原理は非常に単純なのでプログラムっぽい雰囲気を掴むにはもってこいでしょう。htmlはプログラム言語ではないので単純ですが奥が深いですし、プログラムを学習する際に必要な心構えも身につけることができます。(真面目にやっていれば)
Web系にはPHPというプログラム言語とJavascriptと呼ばれるスクリプト言語が存在します。(他にもありますが、今回は無視)この2つはhtmlの中に追加するような形で作っていくのですが、htmlをしっかりと組めるまで成長しているのであれば習得しやすい言語です。
また、Web系はデザインセンスも磨かれます。仕事の中でこれらの技を盗んでいけばデザイナーとしても花開くかもしれません。
ただしこの業界、客が無知であることが多く、非常に時間の無い業界です。ストレスの溜まり具合全職業を見てもかなり上位に位置するのではないでしょうか?というのが経験上の感想です。

記事一覧に戻る